【iPadでLINEスタンプ作る】⑥LINEクリエイターズマーケットにスタンプ画像を登録しよう

iPad
スタンプ画像を登録します

素人オタク専業主婦が、iPadひとつでLINEスタンプ作りに挑戦します。作成したLINEスタンプ画像をZIP形式で圧縮したら、「LINE クリエイターズマーケット(LINE Creators Market)」に登録しましょう。画像アップロード方法から、タグ付け、販売範囲の設定など画像を交えてわかりやすく解説します。

iPadでLINEスタンプ作る⑤(前回)はこちら

作成したLINEスタンプを登録しよう

みなさん、ここまで良く頑張りました…!一生懸命描いたスタンプ画像をいよいよ登録する段階となりました。

前回の記事をもとに、画像をリネームしてZIP形式で圧縮できましたか?この記事では、スタンプ情報の入力方法、そしてZIP圧縮したファイルをアップロードする方法を解説します。

LINEクリエイターズマーケットに登録

LINE Creators Market
LINEクリエイターズマーケットで、スタンプ、アニメーションスタンプ、カスタムスタンプ、メッセージスタンプ、絵文字、着せかえを、世界中のLINEユーザーに販売してみよう。

マイページからログイン。

ログインする際は、今使っている自分のLINEアカウントを入力する必要があります。忘れていても、いつもLINEを使用している端末でQRコードを読み取ればログインできます。

LINEクリエイターズマーケットとLINEアカウントを連携するための確認画面が出てきます。

[許可する]をタップ。

これでクリエイターズ用のマイページが作成されました!

LINEスタンプの新規登録

マイページの左上[新規登録]をタップ。

[スタンプ]をタップ。

新規登録画面になりました。

LINEスタンプの登録作業まとめ

ここからがLINEスタンプの登録作業です。

最初に画像をアップロードしたいところですが、まずはスタンプの枚数やタイトル、クリエイター情報などを登録する必要があります。

ここからはスタンプに関する情報をひたすら入力します。

ほとんどの項目は見たらわかるものですが、特に難しいと感じた部分を抜粋して解説します。

LINEスタンプ説明文を書く

LINEスタンプの登録は英語表記が必須。

しかし海外で販売する予定がないならそれほど力を入れなくても大丈夫です。英語が苦手な方は翻訳サイトを使っても良いので、『タイトル』と『スタンプ説明文』を入力しましょう。

[言語を追加]でJAPANESEを選択すると入力フォームが増えます。

日本でスタンプを販売したい場合は、日本語のタイトルや説明文に力を入れましょう!

クリエイター名

クリエイター名、つまりスタンプを作った人の名前です。後で修正もできるので、好きなように設定します。こちらも英語表記と日本語表記の両方必須。

コピーライト

著作権の所在を明らかにする署名です。

書き方は色々ありますが、最低限必要なのは

© (コピーライトの意味)/2021(登録した年)/クリエイター名

クリエイター名と登録年は順不同ですが、©︎マークは先頭に来るように入力しましょう。

例えばウチのコピーライトはこのようになります。

© 2021 kirin-yatai

プライベート設定

LINE Store/ショップに公開するか、非公開にするかを選べます。

公開すればLINEユーザーが購入できるようになり、それに伴う分配金(収益)も得られます。

「せっかく作ったのに、非公開にする意味は?」と思う方もいるかもしれません。

例えば非公開にすれば、かなりプライベートなスタンプ(例えば自分や家族の写真やイラストなど)でも作成することができます

非公開にしたスタンプは無料でダウンロードできますので、「お試しで作って自分で使ってみたい」という方にもおすすめの設定です。

LINEスタンププレミアム

LINEスタンププレミアムは、いわゆる「LINEスタンプのサブスク」です。

LINEスタンププレミアムに登録したスタンプは、実際にスタンプを使用された回数に応じて分配金を得られます

LINEスタンプの個別販売はセットで買ってもらわないと収益が発生しません。しかしこちらに参加すると、セットのうち1個でも使われたらその分お金が入ります。

個別販売であまり売り上げが無い方は、参加しておいて損はないと思います。

LINEスタンププレミアムへの参加は、ショップ登録して180日経過したスタンプしか認められません。
私のスタンプは10月にショップ登録されたので、LINEスタンププレミアムへ参加できるのは来年の5月以降になります…

販売エリア

スタンプを販売する国や地域を選べます。

全ての地域を対象にすると販路は広がります。
しかしそのぶん宗教的・風俗的な観点で審査が厳しくなり、審査期間も長くなりますので注意。

審査期間の目安

日本のみ: 約1日
海外含む: 約5−6日(他クリエイターさんの証言を参考)

特集企画

LINEクリエイターズマーケットでは、期間ごとに様々な企画をおこなっています。企画内容に沿ったスタンプを作成し申請すると、ショップ内で露出する機会が多くなり販促につながります。

企画には細かい規定があります(例:スタンプの内容、表情、枚数の指定など)。軽い気持ちで参加すると、企画参加条件を満たせずリジェクトされることも。

実際私も条件を読まないまま参加申請してリジェクトされてしまい、登録完了が1日遅れてしまいました…。

リジェクトとは…
審査の結果、申請を却下されること。
基本的にリジェクトされた理由はメッセージで送られてくるので、修正後また登録申請をすることが可能です。ただし再審査にも約1日かかるので注意。

ライセンス証明

スタンプに写真を利用している場合、使用した写真のライセンスやURLを記載する必要があります。イラストしか使用していない場合は「スタンプに写真を使用していません」にチェックするだけでOK。

ここまで入力したら、内容を確認して[保存]をタップ。

入力内容を再度確認しましょう!

不備があってリジェクトされると、登録完了に時間がかかります。

スタンプ画像のアップロードと情報入力をする

スタンプの基本情報入力を終えると、[スタンプ画像]タブが出現します。

タップすると、スタンプの編集画面が表示されます。

[ZIPファイルアップロード]をタップ。

作成したZIPファイルを選択し、アップロードします。

隣の[タグ設定]でスタンプの特徴をタグで設定できます。
タグを設定しておくと、LINEユーザーがトーク画面で文字を入力した時、入力文字に合ったスタンプ画像が出てくるようになります。使用率が上がるので、ぜひ登録しておきたいです。

タグは承認後2〜3日で自動設定されるので、その後で不自然なタグを修正すれば手間が省けます。

全て自動設定されたタグです

自動設定の精度もなかなか良い印象です。

LINEスタンプの販売価格を設定する

[販売価格情報]のタブで、スタンプの販売価格が選べます。
通常のスタンプなら120円が相場です。

送金先情報を登録する

LINEスタンプの分配金(収益)の振込先を設定します。
ここでは銀行振込かLINE Payを設定できます。

①[アカウント設定]から、②[送金先情報]タブをタップ。

③(私の場合は)LINE Payを選択

手数料
銀行振込: 振込手数料 550円
LINE Pay: 送金手数料 0円
(LINE Payから出金する際に出金手数料220円

手数料のことを考えるとLINE Payがお得ですが、最初から現金で振り込んで欲しければ銀行口座を登録しましょう。

全ての設定が完了したら、右上の[リクエスト]をタップ。

[OK]を押します。
これで審査リクエストができました!

前述した通り、販売範囲が日本国内のみであれば翌日には審査結果が通知されます。ワクワクしながら待ちましょう。

(補足)

審査を終えて承認されたら、販売開始するのを忘れずに!
右上に「販売開始する」のボタンが現れますので、タップしましょう。

新規登録時と同様に、小さな修正の後も審査が必要になります。
審査後承認されたら必ず[アップデートする]ボタンをタップ。

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