【iPadでLINEスタンプ作る】④「アイビスペイント」で絵を描いてみよう

iPad
アイビスペイントで描きます!

素人オタク専業主婦が、iPadひとつでLINEスタンプ作りに挑戦します。お絵かきソフト「ibis Paint (アイビスペイント)」でLINEスタンプのイラストを描くときの実際の手順をわかりやすく図解付きで説明します。私と一緒にLINEスタンプを作ってみませんか?

iPadでLINEスタンプ作る③(前回)はこちら

試しにキリンを描いてみる

LINEスタンプに起用するかは別として、とりあえず「キリン」を試し描きしてみます。

使用したのはスタイラスペン(2,980円)とiPad Airです。

線画を描こう

(試しに描いただけだからいい文が思い浮かばなかった…)

手ブレ補修をMAXにしているおかげで、なんとなく整っている気がします。
この時は外枠に線が入っていても大丈夫。
余白を作る作業は最後にします。

好きな色をパレットに登録しよう

今から色を塗っていきます。
配色にはちょっとオリジナリティ欲しいですよね。

カラーパレットの色は、自分でカスタマイズできますよ!

試しに黒色を登録してみます。

(図3)

色相… 赤、青、黄色のような色の違い。
色相環… 色相を環状に配置した図。

明度…色の明るさ。明度が高いほど明るく柔らかい色になる。
 明度が高い→白に近づく
 明度が低い→黒に近づく

彩度… 色の鮮やかさ。彩度が高いほど目を惹く色になる。
 彩度が高い→ハッキリした色
 彩度が低い→落ち着いて暗い色

この状態では見えませんが、左のパレットには小さなマス目があります。(図3の青い点線で囲んだ四角です)

右の色相環(レインボーな丸)パレットから黒を探して、左側の好きなマス目を長押し。

(図4)登録。

図5の通り、黒が登録されました。

このように好きな色やテーマカラーなどを保存しておけば、より統一感の高い絵が描けます。

バケツ(塗りつぶし)ツールで色を塗ろう

まずは色塗り用のレイヤーを追加します。
(間違って線画レイヤーに塗らないように注意)

色塗りレイヤーは線画の下に配置しておきます。

左ツールメニューから[塗りつぶし]を選択。

下のツールバーにある四角い色アイコンをタップ。色選択画面が出てきます。

好きな色を選んで、塗りたい場所をタップ。

レイヤーを分けても、ちゃんと線画の範囲内が塗りつぶせました!

重なる色は別レイヤーに分けて塗ると、後で修正しやすいです。
例えばこのきりんの場合は、模様の茶色だけ別レイヤーに分けました。

本当は色ごとにレイヤーを分けるのがいいんでしょうが、面倒なので…(ズボラ)

レイヤーを統合しよう

今、線画色塗り、そして外枠のレイヤーができていると思います。

このうち、外枠レイヤーを除いた線画色塗りレイヤーの2枚を、1枚に統合する作業をします


この作業は後でふちどり作業をするために行います

レイヤー統合は「上を下に重ねる」という考え方。
上にあるレイヤー(ここでは線画レイヤーですね)を選択した状態で、[レイヤー統合]マーク(↓に2本線)をタップ。

図7の通り1枚のレイヤーになりました。

後で消せるように、外枠レイヤーは統合しないように注意しましょう!

絵や文字の周りをふちどりしよう

絵や文字の周りに白いふちどり加工をします。

 LINEのトーク画面はデフォルトなら水色ですが、他の色にカスタマイズすることも可能です。
例えば黒い画面にしているユーザーがスタンプを使うと、黒い線で書いた絵や文字が見えない!ということも。
ふちどり加工をすることで、何色の背景でもみやすくなります。

※ここは人によってやり方が違うので、私独自のやり方を紹介します!

まずは、ふちどりしたいレイヤーを選択し、□の中に+が書いてあるボタンを押します。

[レイヤーを複製]を押しましょう。

下部にフィルターの一覧が出てきました。横スクロールすると、さらにたくさん出てきます。

同じレイヤーが増えました!

そのまま左のツールメニューから(FX)と書かれたフィルターアイコンをタップ(図9参照)。

この中から[ふちどり(外側)]を選択。

ふちどりの幅とアンチエイリアスの数値はお好みで。

ちなみに、この図はフィルターを二重にかけてしまったため、ふちどり幅は10pxあります。ちょっと太すぎる感じがしますね。私の好みは5px程度。

アンチエイリアス…
デジタル絵の端にあるギザギザした部分(ジャギー)を目立たなくする手法。もやっとして馴染みやすくなる。

LINEスタンプの画像が小さいので、そこまでアンチエイリアスをかける必要はないと思います。絵のタッチと合うように調節してください。

ふちどりできました。

[背景]を黒めのチェック柄にすると、白いふちどりが確認しやすくなります。

ここまできたら、もう少し!

LINEスタンプ用に透過PNG保存しよう

※この時に、外枠にはみでた線画を消しゴムツールで消しておきます

外枠はもう必要ないので、非表示にします。

最初に最下層へ下げておいたコマ割りレイヤーの目玉マークをタップ。

枠が見えなくなりました。

画像に塗り残しや見難い箇所がないことをよく確認して、下ツールバーの左矢印(←)をタップ。

透過PNG保存をタップ。

以上です!

写真アプリに保存されているはずなので、確認してみましょう。

このように、下のサムネ画像で背景が黒くなっていれば透過保存できています。

この工程を経て、スタンプ画像が1枚完成します!

完成したきりんはこちら

きりん
きりん

ゆるい…

描いてて気が付いたんですが…

キリンは首が長くて収まりが悪いのでスタンプには向いていません

LINEスタンプ登場率少ないわけだな!

皆さんもキリン以外でオリジナルのLINEスタンプを作ってみましょう!

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今回使用したのはこちら

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次回、イラスト完成後はいよいよLINEクリエイターズマーケットへ登録!

…の前に、まずはイラスト画像をアップロードしやすい形に変更します。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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