素人オタク専業主婦が、iPadひとつでLINEスタンプ作りに挑戦します。お絵かきソフト「ibis Paint (アイビスペイント)」でLINEスタンプのイラストを描くときの方法や便利ツールなどをご紹介。私と一緒にLINEスタンプを作ってみませんか?
iPadでLINEスタンプ作る①はこちらです↓
LINEスタンプのイラストを描く準備
まずはアイビスペイントをダウンロードしましょう。
絵を描く画面までいく
アプリを開くとすぐ絵が描ける!
というわけではないのがこのアプリの難点…
少し手順が必要です。
(図1)[マイギャラリー]をタップ >
(図2)右上の「+」マークをタップ >
(図3)[LINEスタンプ]を選択
図1 図2 図3
ようこそ、アイビスペイントへ…

さぁ、思う存分描いてください!
「いやいや急に言われても…何を使ってどこに描くの!?」
そんな方のために、もう少し詳細に説明しておきましょう。
ブラシ(ペン)を選ぶ
アイビスペイントは、無料で多種類のブラシ(ペン)が使えます。
線画用のくっきりしたペンはもちろん、色塗り用の水彩画風ペンやクレヨン風ペンまで、好きなものを選べます。
(図4)左のツールメニューにある[ブラシ]をタップ。
図4 図5
図5のように、いろんな種類のブラシが出てきました!
カギマークがついているものは、広告動画を見ることで18時間使い放題になります。
ブラシの太さも変えられます(図5参照)。
青枠の部分は、今は難しいのでデフォルトのままいじらなくてOK。
線にこだわりたくなったら、お好みの設定にしてください。
手ぶれ補正をかける
次に手ぶれ補正をかけていきます。
(必要ない方は飛ばしてください)
手ぶれ補正とは…
滑らかできれいな線に自動で補正してくれるありがたい機能
右上の[指ふるふる](呼び方適当)アイコンをタップ。

手ぶれ補正の数値はお好みで。
私の線は補正なしでは見るに耐えないので、フル補正の10。
[補正方法]もお好みです。
修正されながら線をかきたい→事前補正
描いた後に修正してほしい→事後補正
私の線は補正なしでは見るに耐えないので(2回目)、事前修正。
LINEスタンプで指定された余白を可視化する
ここで前々回のおさらいです。
LINEスタンプは、絵の周りに余白が必要だったのを覚えていますか?
そう、上下左右に10pxの余白が必要でしたよね!
せっかく上手に描けたのに、余白がないだけで審査に通らないのは悲しい…そこで余白部分に絵が入らないように、あらかじめ10pxの枠を書いておくことにしました。
(下の図6参照)
①左のツールメニュー[コマ割り]を押す
②キャンバスのどこでもいいのでタップする
③「枠追加」という四角が出てくるのでタップ。
図6 図7
図7のように、右下に[枠追加]の項目が出てきましたか?
①枠太さを指定の10pxにして、②チェックボタン(☑︎)をタップ。

枠がかけました!
ここに絵が入らないように、気をつけて描きましょう。
レイヤーの順番を入れ替える
イラストを描くほとんどのアプリに、このレイヤー機能がついています。
レイヤーとは…
透明なフィルムのように重ねて表示できる機能。
イラストのパーツや過程ごとに分けて描くことで、後で修正や加工が容易になる。
かつてのアニメ制作でいう「セル画」の概念です。
例えば一番上のフィルムに線画を描き、2番目に色ぬり、3番目に背景…
このようにフィルムごとに分けてかけば、後で修正するときに便利です。
レイヤーの枚数は増やせるので、うまく使っていきましょう。

下部ツールバーのレイヤーアイコン(□が重なっているやつ)を押します。先程書いた外枠のレイヤーが作られていますね。
枠は最終的に消しますので、最下層に下げておきましょう。
図8 図9
(図8)動かしたいレイヤーの右にある3本線(三)を押したまま、下に動かす
レイヤーが移動できました(図9参照)。

レイヤーに描き始めるときは、
「何枚目に描くのか」を常に意識しましょう。
iPad版アイビスペイントはレイヤー情報を見ながら絵が描けません。
何枚目のレイヤーを選択しているのか、都度確認しましょう。
「線画のレイヤーに色を塗ってしまった!」なんてことになると後々面倒です…。
これで準備完了です!
ここまで長かった…次回こそ、イラストを描いてみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!