デザインもイラストもずぶの素人、ただのオタク専業主婦きりんが、iPadひとつでLINEスタンプ作りに挑戦します。この記事では「どんなスタンプを描けばいいか悩む…」という方のために、ターゲット調査をする過程をお見せします!あなたも一緒にLINEスタンプを作ってみませんか?
LINEスタンプ作成の基本知識おさらい
前回の記事では、下記のことを書きました。
- LINE Creators Marketに登録する
- 指定の規格で、アイビスペイントで40枚絵を描く
- 120円で売ったら42円(35%)の利益が出る
- 審査基準を満たすスタンプ作りをする
さて、次はいよいよ絵を描きましょう〜!
とはなりません。
だって何をどう描いたらいいかさーっぱりわからないんだもん!
ぴえん!(痛い30代)
せっかく40枚も描くので、全く売れないよりは1個でも売れたい。
そこでまずはLINEスタンプの市場調査を行うことにしました。
LINEスタンプの人気ランキングを見てみよう
をクリックすると、企業ではなく一般の方が作成・販売している人気のスタンプを見ることができます。
こちらから実際にご覧いただけます。
これを見てひとつわかることは、
クリエイターさんは1アカウントで複数のスタンプを作成している
ということ。
1個だけ販売しても売り上げはなかなか伸びません。
シリーズとして何種類も出して認知度を上げているようです。
40枚でヒーヒー言っている場合ではなさそうです…!
人気スタンプの特徴をまとめるとこうなりました。
- 動物系(うさぎ、くま、ねこあたりが特に人気?)
- 絵も文字も大きく描いてある(みやすい!)
- 主線は太く、色はハッキリ
- ベタ塗りが多い
- 季節モノも多数(今は時期的にハロウィンや秋冬系)
逆に人気が落ちているものは細かい描写や小さい文字が多いかも。
主線も若干細い。少しごちゃつきを感じます。
受ける印象が全く違っていて面白いですね。
図案を考える参考になりそうです!
私は人間より動物の方が描くのが楽なので、
動物のLINEスタンプを作ることにしました。
きりんという名前を使っているぐらいなのできりん大好きなんですが、
LINEスタンプにはあまり登場しない動物みたいですね…。
人気上位に頻出しているネコやクマにするか、
挨拶も兼ねてきりんスタンプにするか、ちょっと悩みます…
2、3種類の動物を組み合わせてもいいかも。
これは描きながら考えます。
LINEスタンプを買ってもらう人を考える
モバイル社会研究所「2021年一般向けモバイル動向調査」によると…
LINEの利用率が一番高いのが10代、年代が高くなるごとにだんだん利用率が下がっています。
一攫千金を狙うなら断然10代ユーザーにアピールしたスタンプを作るべきですが…
30代のおばちゃんには10代の考え方はわかりません!
ぴえん!(←そういうとこやぞ)
私が唯一わかる年代は、やはり自分と同じ30代。
子育て中の主婦ならば尚のことわかりやすいです。
最初は無理なく、自分だったらどんなスタンプが欲しいかな…と想像しながら作るのも手だと思います。
LINEスタンプの用途をかんがえる
さて、ターゲットを考えたら次はリサーチ!
リサーチといっても、私の場合は自分がやりとりしたママ友との履歴を確認するだけ。
実際にどんなスタンプが使われているか?どんな時にスタンプを使っているか?
サンプルはすでにスマホの中にたくさんあります!
スタンプを意識して、過去のトークを漁ってみましょう。
こういう意味でも、最初は自分と同じ立場の人か、
よく関わっている人を対象にしたLINEスタンプを作成するのが最善だとわかりますね。
ほとんどの主婦は、ママ友との連絡をLINEで済ませます。
LINEスタンプは言わばママ友に印象付けられる大事なアイコン。
フレンドリーで、ちょっと面白く。
私のママ友を調査したところによると、程よい可愛さと少しのシュールさが好きなママが多い印象です!
真面目すぎたり丁寧すぎると堅苦しいですからね。
ですが、ここで気づきます。
これはあくまで私たちが仲良すぎるからでは?
初めましてぐらいのママ友に送るなら、やはり丁寧な方がいいはず。
そこで、私は丁寧スタンプとシュールスタンプがセットになった、子育て主婦包括LINEスタンプを作ることにしたのです!
今度こそ!LINEスタンプを描いてみよう
どんなスタンプを作りたいか、おおよそのターゲットが決まりました。
- デフォルメ動物メイン、太い線で大きく描く
- 色はバケツツールで簡単に
- 30代子育て主婦が使いやすい
- 丁寧とシュールを包括したセット
だいぶ固まってきましたよ!
ここでようやくスタイラスペン(格安)を持つことができますね…
次回はアイビスペイントの簡単な使い方と、LINEアイコン作成の様子をお伝えします。
お読みいただきありがとうございました!