デザインもイラストもずぶの素人、ただのオタク専業主婦きりんが、iPadひとつでLINEスタンプ作りに挑戦します。全く未経験なので、LINEスタンプを作る上で必要な基本知識からご紹介します。興味ある方、私と一緒にLINEスタンプを作ってみませんか?
オタク主婦、iPadでLINEスタンプ作るってよ
私はデザインや絵の勉強など全くすることなく生きてきました。
しかし長いこと「描く方のオタク業」をやっていたせいで、絵を描くことに対してはあまり抵抗がありません。
(※抵抗がないだけで決して上手ではないです)
そして今、主婦になってオタク業からは遠のいていながら、「イラストを描いて収入を得る」ことに少し憧れを持っています。
前述した通り絵の勉強をしていない私。
こんな生半可なイラストでイラストレーター気取りにお金を取るのは
さすがに申し訳なく諦めておりました。
しかし、初心者でもイラストで収入を得るチャンスがまだ残されています。
それは…
LINEスタンプを作ることです。
そして私の手元には…
iPad(Air 第3世代)とスライラスペン(格安)があります!
そこで、この記事を通してこんなことにチャレンジします。
絵やデザインの勉強をしたことがないオタク主婦が iPadでLINEスタンプを作る!
テッテレー!
LINEスタンプを作るための基本知識
ちなみに今私が知っている情報はこれだけ。
- LINE Creators Market(ライン クリエイターズ マーケット)に登録する
- 手持ちのお絵かきアプリで描いて登録、申請する
以上。
お得意のザックリですね…
- 画像は何枚描くの?
- どんなサイズの画像でもいい?
- 何円で売れるの?
- 収入は?
- どんなアプリを使って描いたらいい?
- 描いたらすぐ販売できる?
このようにわからないことがたくさんあるので、調べてみました。
LINEスタンプは40個推奨。画像サイズも指定あり
スタンプ画像 → 8個、16個、24個、32個、40個(選択可) メイン画像(LINEスタンプショップで表示されるスタンプ) → 1個 トークルームタブ画像(LINEでスタンプを選択する画面のタブ) → 1個
画像枚数は選べるようですが…
手持ちのお気に入りLINEスタンプを見てみると、ほとんどが40個セット。
よほどの理由がない限りは40個で申請した方が売れそうです。
メイン画像とトークルームタブ画像は、スタンプ画像の中から選べます。
つまり40枚描けば登録可能ということですね。
必要数 | サイズ(pixel) | |
メイン画像 | 1個 | 横240px × 縦240px |
スタンプ画像(選択式) | 8個/16個/24個/32個/40個 | 横370px × 縦320px(最大) |
トークルームタブ画像 | 1個 | 横96px × 縦74p |
画像はPNG形式の作成が必須となります。
PNGとは…
画像データを圧縮して記録するファイル形式の一つ。フルカラーの画像を無劣化(lossless)で圧縮することができ、図やイラストなど向いている。ファイル名の標準の拡張子は「.png」。
その他このような注意書きもありました。
- サイズの単位はすべてpixel
- 画像の解像度は72dpi以上
- カラーモードはRGB
- 画像のサイズは1個あたり1MB以下
絵を描かない方にはわからないところもあるかと思います。
これらはお絵かきツール側で設定できるので、今はわからなくてOK。
ここまでの基本事項は、LINE Creators Marketのガイドラインに詳細が記載されています!
LINE Creators Market – ガイドライン
この他表示例 必要な余白 推奨・NGスタンプの例など。
LINEスタンプの販売価格は選べる
まずは販売価格。これは自分で選べるようです。
- 120円 / 50 LINEコイン
- 250円 / 100 LINEコイン
- 370円 / 150 LINEコイン
- 490円 / 200 LINEコイン
- 610円 / 250 LINEコイン
610円なんて価格にもできるんですね!
しかし私のお気に入りスタンプも120円でしたし、初心者の私も当然120円で販売するのが妥当でしょう。
アニメーションやカスタム可能なスタンプであれば、高額収入も期待できそうですね!
クリエーターズの収入は販売価格の35%
LINEスタンプの報酬について。
販売価格の65%は手数料などで引かれてしまいます。
最終的に残った35%が自分の収入になります。
120円 × 35%(0.35) = 42円
つまり120円のスタンプが1個売れると、42円の収入です。
LINEスタンプ画像を描くならibisPaint X
ibisPaint(アイビスペイント)は、無料でレイヤー機能や複数のブラシツールが使える、人気のお絵かきアプリです。
私もう持ってる!という方も多いのでは?私も持ってます!
他にも便利なお絵かきアプリは多数あります。
その中でもアイビスペイントは、初心者のスタンプ作りに必要な機能が全て入っています。
- LINEスタンプ用の用紙サイズが登録済み
- レイヤー(層)機能
- テキスト挿入
- バケツ(塗りつぶし)ツール
- ふちどり
- 透過(背景を透明にする)
- PNG形式保存
特に使い慣れているお絵描きアプリがなければ、
LINEスタンプ作りにはアイビスペイントがおすすめです。
LINEスタンプの審査基準は細かくて厳しいと評判
40枚描いて登録すれば完了!と簡単にはいかないのがLINEスタンプ。
日本国内どころか世界中のLINEユーザーが購入できますので、
さまざまなことに配慮する必要がありますよね。
こちらもガイドラインに詳しく書いてあります。
スタンプ審査ガイドラインはこちら↓
詳細はガイドラインを読んでいただくとして。
審査に通らないスタンプの特徴を大まかにまとめると、こんな感じ。
- 定められたサイズや規定に合っていないもの
- 内容が分かりにくかったり、バランスの悪いもの
- 犯罪や差別、いじめなどを助長するもの
- 勧誘や広告など、宣伝を目的とするもの
- 法律に触れるもの
デザイン面だけでなく、スタンプユーザーにもしっかり配慮。
ユーザー数も多いので、この部分はしっかりと審査をしているようです。
審査期間は5日前後とのこと。
できるだけ一発合格して販売まで漕ぎ着けたいですね!
ガイドラインをしっかり読み込んで作成に取り掛かりましょう!
LINEスタンプを描いてみよう!
LINEスタンプ作成の大まかな知識は得られました。
では早速描き始めますか…いや、ちょっと待って!
40枚も、いったい何を描けば…?
というわけで、次回は…
LINEスタンプを買ってもらいたいターゲットユーザーの選定と
それに付随したリサーチの過程を記事にしています!
一緒に頑張りましょう〜!
ここまでお読みいただきありがとうございました!