iPhoneでも無料のアプリだけを使い続けて10年のドケチオタク主婦主婦が、iPadで無料で使えて、しかも広告なしの超優良お絵かきアプリをご紹介します。

「なぜ無料?」と思うほどクオリティ高いアプリばかりです!
iPadのお絵かきアプリは種類豊富
2021年現在、iPadのお絵かきアプリはすでに数えられないほど存在しています。
その中でも有名なのはこの辺りかと思います。
- Procreate
- メディバンペイントfor iPad
- アイビスペイントX
Procreateは買い切り1,220円、メディバンとアイビスは無料ですが広告あり。いずれも高性能かつかなり使えるお絵かきアプリです。
※アイビスペイントを使ってLINEスタンプを作りました
→LINEスタンプ作り方まとめ記事
が、しかし!
イラストで食っていくわけでも同人誌出すわけでもない我々一般庶民には、小難しい機能はあまり必要ではないのです…
この記事でご紹介するのは、極力シンプルで、子供でも直感的にわかるぐらい簡単な見た目のもの。さらに欲を言えば広告無しがいい…
そんなお絵かき初心者の人にも使いやすいアプリです。

<TAYASUI sketches>子どもでも使えるシンプルさ
TAYASUI sketchesの特徴
TAYASUI sketchesの特徴は「ブラシメニューのわかりやすさ」と「リアルな紙の質感」。
簡素化された見た目ですが、ユーザーにとって使いやすい工夫が満載です。

ブラシメニューのわかりやすさ
左側の筆記具のイラスト部分がブラシメニュー。
シャーペンや絵の具、クレヨンに消しゴムなど、見たらわかるようなおなじみの画材がそのままメニューアイコンになっています。
見た目で感覚的にわかる(覚えやすい)メニュー表示なので、小さなお子さんのファーストお絵かきツールとしてもおすすめ。

選択すると「ぴょこっ」と飛び出てくる筆記具たちがかわいい!
シンプルが売りのメニュー表示ですが、簡素化されすぎてブラシの太さや色の変え方は少し探してしまいました…まずはチュートリアルを見るなどして一通り覚えてしまいましょう。
リアルな紙の質感
14種類のペーパーテクスチャ(紙の質感)と色を選択することができます。しかもこの質感、クオリティが高い…!
質感のこと。
自分の描いたデジタルイラストに、紙や布など質感が感じられるテクスチャ素材(質感の画像)を重ねることで、『その質感の上に描いたような絵』にできる。
例えば少しクリーム色がかった水彩用画用紙や、無印良品などでよく見かけるような茶色がかった再生紙など、さまざまな質感を再現することができます。



ペーパーテクスチャ自体は、インターネット上で探せば無料で入手することもできます。しかしレイヤーにセットするまでちょっとした手順が必要。TAYASUI sketchesのように標準搭載されていてるのは、初心者には嬉しいですね!
向いている使い方
TAYASUI sketchesという名の通り、スケッチにはとても便利!考えているデザインのラフ絵を作成したり、とりあえず筆を動かして何かを描きたいという時にも活躍しそう。
何よりテクスチャーが選べるのは非常にポイント高いです!
これでレイヤーが使えたら無敵ですが…まず無料版で試して見て、使い勝手が良ければ有料版を視野に入れてもいいとい思います。
子供も使いやすい見た目なので、幅広いユーザー層におすすめのアプリです。
<Sketchbook®︎>レイヤー機能も補正機能も完備
Sketchbookの特徴
Sketchbookは有料版がない『完全無料お絵描きアプリ』です。
きりん的に「なぜ無料…?」と思わざるを得ない“ほぼ“完璧なお絵かきアプリ。

無料でレイヤー使い放題
一番嬉しいのはレイヤーが好きなだけ使えること。
とりあえず初心者が使う程度の枚数(10〜20枚)は余裕で増やせます。
アイビスやメディバンに比べると画像加工やエフェクト効果の面で物足りなさを感じますが、お絵かき初心者にはまず問題ないレベルで使えますよ!

ちなみにこの吹き出しの絵もSketchbookで作成しています!
筆圧感知と傾き感知
さらに素晴らしいと感じたのは筆圧&傾き感知機能があること。
Apple Pencilを持っていれば、基本どのお絵かきアプリでも圧力感知してくれます。
ですがきりんが愛用しているのは2,980円の激安スタイラスペン…そんな激安ペンにかろうじてついている傾き感知機能も、Sketchbookなら存分に活かせます。
筆圧感知…
画面に対してペンの押し付けの強さで線の太さが変わる機能。強く書けば太い線、弱く書けば細い線が描ける。線画のメリハリをつけやすく、魅力的なイラストが描ける
傾き感知…
画面に対してペンの角度によって線の太さが変わる機能。ペンを立てて書くと細い線、寝かせて書くと太い線が描ける。鉛筆を寝かせて書くと広い範囲が塗れる感覚。
Apple pencilに敷居の高さを感じている貧乏主婦きりんのスタイラスペン記事も併せてどうぞ。
無駄のないツール&ブラシメニュー
こちらもブラシメニューは筆のイラストで表現。
デフォルメではなくちゃんと画材の絵が描かれているアイコンなので、描ける線がイメージしやすいです。ツールメニューに出しておくブラシは、自分の好みに並べ替え・変更が可能。
上部には選択機能や塗りつぶし機能、シンメトリー描写ツール(線対象で同時に線が書ける機能)、まっすぐな線がひける定規ツールなども常駐しています。右側にはレイヤー表示。
たくさんの機能メニューが表に出ているのにこのすっきりした見た目…素晴らしいの一言に尽きます。

私の家もこれぐらいスッキリさせたい…
向いている使い方
ラフ画を描きたい時はもちろん、レイヤーごとに着色やパーツ書き分けなどを行いたい時もバッチリ対応できます。
キャンバスの質感が選べないので、アナログ感を求める方には少し物足りないかも。
しかし無料&広告なしでレイヤー機能使い放題のアプリはなかなかありませんので、ぜひDLしておきたい有能アプリです。
レイヤーがあれば、こんなしょうもないおちゃめな絵も思いのまま!

<Adobe Fresco>目を疑う程美しいアナログ質感
Adobe Frescoの特徴
Adobeといえばあの『Photoshop』『Illustrator』をはじめとするデザインソフトメーカーの権威。その中でもAdobe Frescoはアナログのような描写表現が楽しめるお絵かきツールです。

脅威のアナログ描写表現
さらっと「アナログ質感」と表現しましたが、実際にこのツールを使ってみるとそのアナログ表現度にド肝を抜かれます。
鉛筆ツールはマジで鉛筆だし(もちろん筆圧・傾き感知対応!)
水彩は塗るとモヤァ…と滲み広がっていく様子まで再現されています!

油絵もたっぷりキャンバスに乗った油絵具の立体感が見事。

感動しすぎて一通り機能を試し終わった後「それで無料期間はいつ終わるのかな…?」と情報を探したぐらい…
今のところ永久的に無料のようです!(ただしアプリ自体が終了する可能性はあり)
さすがAdobe、無料でも容赦ないクオリティ…
クラウド上に自動保存
Adobe Frescoを利用するためには、無料のAdobe IDを作成する必要があります。
IDを取得すると、自動的にCreative CloudというAdobe独自のクラウドスペースを2GB分利用できるようになります。
基本設定のままなら、Adobe Frescoで描いたイラストは自動的にCreative Cloudへ保存されるため、iPadの容量を節約することができます(もちろんiPadへ保存することも可能)。

レイヤーを増やすと自然と容量が大きくなるんですよね…
クラウド上に自動保存されるのはありがたい!
向いている使い方
実際に紙やキャンバスに描いたような絵を描きたい時。
ガシガシ塗った雰囲気の絵を描くときもおすすめ。
水彩塗りや油絵塗りに慣れている人におすすめできます。
ちなみに…
すでにAdobeのPhotoshopやIllustratorを使っている方なら、Adobe IDで連携されてクラウド経由でデータを読み込めるので、より便利になりますよ。
でもこの記事を見ている方は、多分そういったツールは使っていないはず…(完全な偏見)
無料で広告なしのお絵かきアプリ比較表
TAYASUI sketches | Sketchbook | Adobe Fresco | |
有料版 | 有り (730円/月) | 無し | 有り (1080円/月) |
レイヤー機能 | × (初期設定で2枚使用可能) | ○ | ○ |
ブラシの制限 | 有り | 無し | 有り |
筆圧感知 | ○ | ○ | ○ |
傾き感知 | × | ○ | ○ |
テクスチャ機能 | 有り(14種類) | 無し | 無し |
気になるアプリはみつかりましたか?
この記事で紹介したアプリはiPhone版もあります!
iPadがないよ!という方もスマホで快適なお絵描きが楽しめます。
いずれのアプリもかなり使えます。
無料なので、ぜひお試しください!
お絵かきのためにiPadを買ってみるという選択肢もあります。
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学校で一人一台タブレットを与えられる時代、来てます…!
お子さんがタブレットを有効活用する手段として
「お絵かき」は超おすすめ。
ゲームさせたり学習させたりもいいのですが、
遊び感覚でデジタルイラストを学ばせてみませんか?

在宅習い事の新定番。
ぜひ無料体験してみてください〜!